


オファーは11月初旬まで
S&S34は冒険好きのセイラーにうってつけの伝説的ヨットです。シングルハンドまたはダブルハンド向けに設計されており、フィンキール、スケグ式ラダー、マスヘッドスループを装備。堅牢なつくりで耐航性が高く、特に向かい風のセイリングで優れたパフォーマンスを発揮することで知られます。
過酷なレースへの参加にも、未知の海域の探検にも、まさに相応しい艇と言えるでしょう。
このモデルは1971年のもので、約40年にわたり、英国内および周辺でのレースやクルージングに活躍してきました。その後は18年間陸上保管され、次のオーナーが2023年のグローバルソロ・チャレンジ(GSC)に向け、3年かけて大規模な改修を実施しました(配線、配管、エンジン、タンク、セイル、マスト、デッキ金具類を含む)。そのオーナーは、オートパイロットの不具合によりオーストラリアでGSCを途中離脱せざるを得ませんでしたが、後に別のオーナーが本艇を入手。さらなるアップグレードを施して、2025年のメルボルン・大阪カップ(5,500カイリのダブルハンド耐久レース)を無事完走しました。
以上の通り、本艇は1971年製ではありますが、事実上すべての装備が2020年以降のものです。確かな実績を持つオフショア向けヨットを、すぐに使用できる状態で、かつ非常に魅力的な価格で入手できるチャンスです。
現在の係留地は大阪。現オーナーは11月初旬に来日予定で、購入希望の方と直接面談が可能です。もし滞日中に売却が成立しなかった場合、オーナーは本艇とともにオーストラリアに帰国予定です。
設計 | Olin Stephens |
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年式 | 1971 |
ハル形状 | モノハル |
ハル材質 | ファイバーグラス |
排水量 | 6トン |
ハルスピード | 8.5ノット |
エンジン | Beta 25馬力 |
燃料種類 | ディーゼル |
船籍 | オーストラリア |
建造 | Aquafibre(英国) |
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全長 | 10.02m |
ビーム | 3.07m |
ドラフト | 1.95m |
総トン数 | 8トン |
クルージング速度 | 6.6ノット |
燃料タンク容量 | 340リットル |
清水ソフト・タンク容量 | 60リットル |
係留地 | 大阪 |
写真ギャラリー
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セイルと艤装
- 全スタンディング・リギン、全ランニング・リギンは2021~22年に更新、一部のランニング・リギンは2024〜25年に更新
- Z Spars アルミニウム製マスト、ブーム(2022年)
- Harkenセルフテーリング・ウィンチx4、Enkes2速ウィンチx2、Spinlockクラッチx7(すべて2022年)
- 全セイルは2022~23年に更新
- フルバテン・メイン
- ファーラー付きジェノア
- ファーラー付きNo.3セイル
- ハンク式ステイセイル
- ストームジブ
- コードゼロ
- 左右非対称スピネーカー
- トライセル
電子・電気機器
- 全配線は2020~21年に更新
- B&Gマリン電子機器一式を完備、レーダー含む
- Pelagicオートパイロット
- Simrad GPSコンパス
- クラスB AIS
- 200Ahリチウムバッテリーx2
- 太陽光パネル(200w)
- Rutland風力発電機
- Victronバッテリーモニター
- Thrane & Thrane VHF
- Bluetoothステレオ
エンジン周り
- Beta 25馬力ディーゼルエンジン(2022年)
- 80Aオルタネーター、Alpha Proコントローラー付き
- 340リットル ステンレス製燃料タンク(2021年)
- シャフトドライブ
- Goriフォールディング・プロペラ
その他の機器
- ハードドジャー(2022年)
- 全窓は2022年に更新
- シングルバースx2
- 水60リットル(ソフト・タンク)
- Katadyn 40-E造水機
- 電動ビルジポンプx2
- Primusポータブルコンロ(ジンバル付き)
- Jabsco手動式マリントイレ
- 安全装備・器具一式
- 6人用救命ボート(ハードケースおよびソフトケース、いずれも別料金で譲渡可)
- ホースシュー(馬蹄形)ライフブイ、ライト付きx2
- 膨張式レスキュースリング
- オフショア用ダンブイ
- ロープ付き救命胴衣x2
- EPIRBx2
- 消火器x3
- フレア一式
- スペア部品、工具セット一式ほか